旅行者とキャリーバッグ

 
こんにちは! 平成志援隊の倉林です。

 
※『書込式ワークシートで小さな会社が儲かる!
 ランチェスター戦略』(著:名和田竜)
 の動画&フレームワークをダウンロード
 くださった方にもお送りしています。

 
 
今回は、

ランチェスター戦略の成功事例をご紹介します。

 
取り上げるのは旅行代理店「H.I.S.」です。

 
H.I.S.の澤田秀雄氏は、

1980年の創業時にランチェスター戦略と出会い、

今日の繁栄を築きました。

 
「大手のやっていないことをやる!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「まずはNo.1を作る!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 
というランチェスター戦略の考え方にもとづき、

当時は非常にニッチであった「格安航空券」で

No.1を目指していきます。

 
その頃の日本での航空券の販売価格は、

海外の2倍くらいでした。

 
「お金のない若者にもっと海外を体感して欲しい」

という澤田氏の思いのもと、

まずは航空券価格の世界標準化に挑戦するという

ビジョンを掲げ、

No.1を目指すことになります。

 
そして、

まずは個人旅行の若者相手に格安航空券を

取り扱い始めます。

 
このとき、どこでもよいわけではなく、

確実に利益が出るように

「(近距離でなく)遠距離の格安航空券」

を取り扱っていたのもポイントです。

 
大手ににらまれて潰されてしまうのを避けるため、

格安航空券分野で1位になるまでは

とにかく他の分野には一切手を出していません。

 
そうしてついにNo.1になってから、

初めてパッケージツアー分野にも進出しています。

 
ここでも大手と真正面からぶつかることは避けています。

 
「安いツアーの個人旅行を対象とする」

「得意な地域を作る」

 
この2つのコンセプトのもと、

当時は大手が力を入れていなかった

「バリ島」パッケージツアーに注力します。

 
ここでもNo.1となり、

この戦略を他地域にも横展開することで

今日の地位を築き上げました。

 
澤田氏は、H.I.S.での成功事例を

他企業にも応用しています。

 
・モンゴルの国立銀行(現・ハーン銀行)
 当時モンゴル4位だった赤字銀行を引き継ぎ、
 5年強で預金残高・利益No.1に!

・ハウステンボス
 バブルの負の遺産・九州最大の不良債権と
 言われたテーマパークを
 わずか半年で黒字化!

 
ランチェスター戦略を実践したい方には

H.I.S.の成功事例は大いに参考になります。

 
ランチェスター戦略では

市場地位が1位を「強者」と定義し、

それ以外は全て「弱者」と定義しています。

 
H.I.S.も弱者からスタートです。

 
弱者は

市場や顧客を細分化・重点化・差別化し、

小さな一番を目指しましょう!!!

 
 
====================
<ランチェスター・アイ>

・小さくてもNo.1になる領域を作る!
 細分化した市場で1つ1つ小さなNo.1を目指す!

・その際、利益の出るところに絞り込む!
 小さすぎて自社の利益が出せなくては
 意味がないので、その視点は忘れないように。
 ただし、先行投資(成長過程の市場)の戦略が
 あればNGではない。

・大手がやらない、やっていないことをやる!

・No.1になると利益が変わる! 仕入れも変わる!
====================

 
 
それではまた!

 
 
<参考書籍>

名和田竜
『書込式ワークシートで小さな会社が儲かるランチェスター戦略』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00ZXTHPZ6/shientai-22/